注文住宅で間取りを決める時の、チェックポイントとして

少し後回しにされがちな、脱衣と洗面について注目してみましょう！

多くの間取りで目にする「洗面脱衣室」という言葉の通り、当たり前のように同じスペースに共存している洗面と脱衣室ですが、役割はまったく違います。

洗面と脱衣を一緒にしても、分けても両方にメリット・デメリットがあります。

間取りから検討する新築・注文住宅では、そんな日々の暮らしが間取りによって変わってくるポイントなので、しっかりチェックします。

●来客の際、脱衣室に入れずに済む

生活の中で、脱衣室には脱いだ衣服が洗濯籠に入っていたり、最近では、脱衣室で室内干しする人も増えています。

そんな中、お客様を家に招くと手を洗うタイミングで脱衣室に通すシチュエーションになると、隠すのも面倒ですよね。。。

その点、洗面所と脱衣所を分けておけば、洗面所に案内する際も脱衣所を気にする必要はありません。

お客様からしても、変に気を使う必要がなく双方ともに、洗面所を気持ちよく使う事が出来ます。

●同時に別々の人が使用できる

例えば、一緒に住んでいる家族でさえ、誰かが入浴中に洗面所を使用するのは、気をつかう場面があるのではないでしょうか。

逆にお風呂の人は、脱衣室に誰かがいるからあがれないというシチュエーションになったりします。

人数が多いご家庭はもちろん、朝のとても忙しい時間に朝風呂や朝シャワーをする家族がいても、時間のロスがなくなるのも大きなメリットです。

脱衣室、洗面それぞれ、気兼ねすることなく水回りが使用できれば便利ですよね。

しかし土地の大きさや、スペースには限りがあり、予算面も忘れてはいけません。

便利なだけでなく、面積や費用面・動線面でのデメリットももちろんあるので、プランの段階から生活動線や収納についてしっかり考えておくことが大切です。